投稿者:sanpu
投稿日時:2006/11/30 15:02:35
台湾新幹線の事業主体である台湾高鉄は12月7日に予定していた開通式典を延期すると発表した。開通式典は高鉄台中駅で開催予定で、陳総統はすでに各国人士に招待状を送っており、その中には日本の小泉元首相もあった。延期の理由は行政院交通部が11/28日開いた検査委員会で「改善が必要」として営業許可を得られなかったためだ。台湾高鉄は、ここ一ヶ月で試験運転中の車両の脱線、線路の安全確認をする作業車の脱線などの事故を起こしていることから、検査委員会では今後約1カ月無事故で試運転を続けることと、その他31項目を要改善事項とし台湾高鉄に要求し、営業開始は最短でも12月下旬以降にずれ込む見込み。一週間前の延期決定で、その上3度目の開通延期に国際的イメージダウンが危惧されている。
(PC等)
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